裁判官の名言・迷言
【事件の概要】 夏休み前日、終業式を終え帰宅途中、車を運転中の男に道を尋ねられた1年生の女子高生。 彼女は無理矢理車内に押し込められ連れ回されたのち山中で絞殺されてしまいます。 男は女子高生宅に電話し両親に身代金と引き換えに娘をかえすと嘘を言…
【事件の概要】 槇原敬之さんは、1999年にも覚醒剤所持で現行犯逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。 (その後も2018年4月に東京都港区のマンションで覚醒剤を所持。) 2020年2月13日には覚醒剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器…
【事件の概要】 ビートたけし(北野武)さんとたけし軍団が関与した「フライデー襲撃事件」は、1986年12月9日に発生しました。 この事件は、たけしさんが親密に交際していた女性に対する過度な取材に激怒し、たけし軍団のメンバーと共に講談社の写真週刊誌「…
【事件の概要】 地下鉄サリン事件は、教祖の麻原彰晃が日本政府を転覆させ、自らが絶対的な存在となることを目指して行われました。 1995年の事件では、地下鉄千代田線・丸の内線・日比谷線で猛毒サリンが散布され多くの被害者を出しました。 その教団内で元…
【事件の概要】 被害者家族は、夫A、妻B、娘C(2歳)の3人暮らしでした。 加害者のYはBの不倫相手でした。 加害者YはBから別れ話を持ち出され、殺害を計画しました。 Yは深夜に一家のいる従業員寮に侵入し、部屋にガソリンをまいて放火。 火事に気づいて起きた…
【事件の概要】 被告人の暴力団Bは、かつてAが組織する暴力団に所属していましたが、縄張り争いなどでトラブルになりました。 暴力団Bは前橋市のスナックで、客として来ていた暴力団組長Aに銃を乱射した、殺人未遂事件の見張り役をしていました。 また、…
【事件の概要】 1998年4月、参議院で「司法試験の長期チャレンジャー」が議題となり、法務省の官房長が「受験をあきらめなさい」と勧告しました。 その1年後、官房長の自宅に矢が打ち込まれ、司法浪人が逮捕されました。 長期挑戦者の中には精神的に病むケー…
【事件の概要(民事)】 子どもどおしの喧嘩でケガを負った子の親(原告)が、被告人(ケガを負わせた子の親)に対し損害賠償請求しました。 一方、被告人は原告の責任追及が厳しく精神的苦痛を負ったとして、逆に慰謝料を請求しました。 【裁判官の発言】 …
【法廷での様子】 公判中、被告人(覚醒剤取締法違反)が妻と長男を気にしている様子を見た裁判官は、被告にとって子供が最も大事だと感じました。 そこで、職員に指示して妻と生後6ヶ月の赤ん坊を被告人の横に立たせました。 被告人は1ヶ月ぶりに我が子を見…
【事件の概要】 引用文の事件概要を参照下さい。 【補足】 雲助:江戸時代に、宿場などに居て、駕籠(かご)をかついだ住所不定の人夫。 顕著な真実:法廷で一般的に使用される用語で、その事実が広く認識されているため、具体的な証拠を提示して証明する必要…
【事件の概要】 被告はフィリピンパブで遊ぶための資金を得る目的で、年配者を狙った路上強盗を行い、2名を死亡させました。 この犯行により、被告には無期懲役の判決が下されました。 【裁判官の発言】 無期懲役でも仕方がないよね。 年配者を狙った7件の子…
【事件の概要】 元判事の村木被告は、少女との不適切な接触(買春)で逮捕され、裁判官の地位を失いました。※ 判事≒裁判官 言葉は悪いが、単なるロリコン、単なるスケベおやじだったのではないか。日本の司法の歴史の中で、とんでもないことをしたと言うのは…
【事件の背景】 2006年8月、福岡市(海の中道)で、飲酒運転と速度超過の車が他の車に追突し、その車が海に転落するという悲劇が起きました。 この事件で、幼い3人の命が奪われました。 被告人は現場から逃げ去り、飲酒を隠すために大量の水を飲みました。 …
科すべき刑は死刑以外にありえない。 白昼、大阪教育大学附属・池田小学校に侵入し、刃物で8人の児童を殺害、教諭2人を含む15人を負傷させた被告人・宅間守に対する判決公判で。 大阪地裁裁判長 川合昌幸裁判長当時50歳 2003.8.28[理由] 長嶺輝輝、「裁判…
ここはあなたが裁かれる場だ。口では反省していると言うが、本当に反省する態度が見られない。次回公判までに反省文を提出しなさい。 建造物損壊の罪に問われた男の初公判。二日酔い状態で出廷してきた被告人に対し、見かねた裁判官が一括して。 青森地裁 渡…
暴走族は、暴力団の少年部だ。犬のうんこですら肥料になるのに、君たちは何の役にも立たない産業廃棄物以下じゃないか。 暴走族メンバーだった15歳少年が、他のメンバーからリンチを受けて死亡した事件。非公開の少年審判の中で担当の審判官(裁判官)からその…
しっかり起きてなさい。また机のところで頭打つぞ。 殺人、殺人未遂、殺人予備、逮捕監禁致死、死体損壊、武器等製造法違反の罪に問われた、オウム真理教の元教祖松本智津夫の第95回公判。教団の元幹部・新見智光の証人尋問中に大あくびをする被告人に対して…
裁判官という職業は、法廷では何ものにもそまらないという黒の法服を身にまとい、厳格な態度で公平と公正の象徴として振る舞うことが求められます。 しかし、裁判官も人間です。 時として、人間らしい言葉や名言、迷言を発することがあります。 その一言一言…