
え?会社がつぶれるって、どれも「破産」なんじゃないの?
…って思いますよね。
でも実は、それ、けっこうな思い違いなんです。
社会人でもこの2つの違い、あやふやな人、けっこう多いんですよ。
とはいえ、法律の話ってちょっと堅苦しい…。
なので今回は、ラーメン屋さんのストーリー仕立てで、話を進めて行きたいと思います🍥
中学生でもわかるくらいに、やさしい言葉でお伝えしますのでご安心下さい!
まず結論!「倒産」と「破産」のちがいって?📌
ざっくり言うと…
倒産は「お金ない!」
破産は「もう無理…やめます」という違いです。
どっちも会社にとってはピンチですが、
「もう一回やり直せるかどうか」が大きな分かれ道なんですね。
倒産しても、まだ再スタートできることもあります。
でも破産は、お店じまいの合図。
お金の問題を片づけて、会社を終わらせる手続きなんです。
破産法第1条(目的)
この法律は、支払不能又は債務超過にある債務者の財産等の清算に関する手続を定めること等により、債権者その他の利害関係人の利害及び債務者と債権者との間の権利関係を適切に調整し、もって債務者の財産等の適正かつ公平な清算を図るとともに、債務者について経済生活の再生の機会の確保を図ることを目的とする。
なぜこんな違いがあるの?🤔
これ、けっこう大事な話です。
なぜなら、「倒産」と「破産」では、その後の道がぜんぜん違うからなんです。
たとえば、倒産しただけなら、まだ会社を立て直す方法があるかもしれません。
借金の返済を調整したり、新たな資金を入れたりして再生する道が残されているんですね。
民事再生法第1条(目的)
この法律は、経済的に窮境にある債務者について、その債権者の多数の同意を得、かつ、裁判所の認可を受けた再生計画を定めること等により、当該債務者とその債権者との間の民事上の権利関係を適切に調整し、もって当該債務者の事業又は経済生活の再生を図ることを目的とする。
でも破産は、「もうこの会社じゃ無理」と判断されたとき。
資産を売って、借金を返して、スパッと清算に入ります。
倒産が「風邪ひいたけど薬で治せそう」、
破産は「もう手術が必要な状態」…そんな感じです。
ちょっと怖い例えですが💦
ストーリーでわかる「倒産」と「破産」🍜
たとえば、わたしが友人と一緒にラーメン屋を始めたとします。
夢いっぱいで開業したのに…チャーシューが炭みたいに焦げて、SNSで話題になる始末🥲
3ヶ月後、客足も少なく、仕入れ代も払えず…。
この時点で、すでにお金は回っていません。
これが「倒産」の状態です。
でも、まだ望みはあります。
近所の有名ブロガーが来てくれて大バズり!とか、
親戚が融資してくれて立て直し!
みたいな展開があれば、「再生」できるかもしれません。
一方で、借金は山盛り、売るものもない、誰も助けてくれない…。
そんなときは、潔く「破産」するしかなない。
お店を閉めて、チャーシューとは涙のお別れですね😭(チャーシュー恋しい…)
実際の会社もこんな感じなんです📚
2017年に話題になった「てるみくらぶ」って覚えてますか?
格安旅行で人気だった会社ですが、実は内部でお金の使い方がズサンで、最終的に破産しました。
この時、ニュースでは「倒産」とも言われましたが、正式には裁判所に申し立てた「破産手続き」だったんですね(破産法第30条〜)。
参照:破産法e-Gov 法令検索
参照:てるみくらぶ、破産手続き開始決定 負債151億円 - 日本経済新聞
一方、2020年のアパレル大手「レナウン」は、最初「民事再生」を申し立てました。
つまり「倒産したけど、なんとかやり直したい!」と頑張ったんです。
ただし、その後は結局再建できず、清算となってしまいました。
残念…でも努力は称えたいですね👏
参照:レナウンが年内に消滅、破産手続き終了へ 名門の歴史に幕 東京商工リサーチが見解 - 産経ニュース
まとめ:倒産は終わりじゃない🌱
「倒産」と聞くと「はい、ゲームオーバー」って思っちゃいますが、そんなことありません。
倒産は「資金が足りない!」というアラート。
そこから再生する道もあるんです。
一方、破産は「もう再建できません」として、会社をたたむ決断です。
法律にのっとって、資産を売って借金を返す「清算」の手続きを行います。
どちらも苦しい選択ですが、立ち直れるか、終わりにするか…その違いは大きいですね。
人生も同じで、「今、お金が足りない=終わり」じゃありません。
再生する力さえあれば、また歩き出せます。
倒産は終わりじゃない。
そう思うだけで、少し元気が出る気がしませんか?🌞✨