
「なんでもスマホで済む時代だなぁ」としみじみしていたら、まさかQRコードにまで騙される日が来るなんて——。
……ほんと、世知辛いですね。
便利の裏には、落とし穴あり。
今回は、話題の「QRコード詐欺」について、ちょっぴり笑いを交えつつ、真剣にお話しします。
そのQRコード、本当に“その”お店のですか?
たとえば、フードコートでお昼ご飯を注文しようとして、「便利な世の中な〜、席に座ったままスマホで注文できるのか」なんて感心して、机の上のQRコードを読み取ったとします。
ところがですよ…
それ、本物のQRコードの上に「ぺタッ」とシールを貼った偽物かもしれません。
実際に、テーブルの注文ポップは本物なのに、QRコード部分だけ偽造されたものが貼られていたという事件が起きているんです。
読み取った先のサイトもそっくりそのまま本物に見えるので、気づくのはだいぶ後。
商品が届かず、口座からお金が消えて、「え、私、誰に焼きそばパン頼んだの……?」となるわけです。
このとき、抜き取られているのはお金だけでなく、あなたのクレジットカード情報や個人情報かもしれません。
想像以上に恐ろしいですよね。
なんでそんなことが起きるの?実はQRコード、誰でも作れます!
実は、QRコードって無料で簡単に作れるサイトがたくさんあるんです。
作るのに資格も許可もいらない。
極端な話、ワンコでも作れそうな勢いです(※犬はネット使えませんが)
だからこそ、悪意ある人も簡単に偽のQRコードを作って、「ここに貼っちゃおっかな〜」とフードコートの机にぺたり。
あるいは、マンションのポストに「家賃の支払いが変わりました」とか「豪華賞品が当たるチャンス!」なんて甘い言葉と一緒にQRコードをペタリ。
はい、もうアウトですね。
実際の事件も…笑えない事例が増えてます
例えば、ETC(高速道路の電子料金システム)をかたる詐欺メールにQRコードが貼られていて、読み込むと偽サイトに誘導されるという事件がありました(2024年以降、複数報道あり)。
信じてログイン情報やカード情報を入れてしまった人もいたそうです。
また、集合住宅のポストに「家賃支払い変更のお知らせ」と書かれた紙に偽QRコードが貼られ、家賃を騙し取られたというケースも。
こんな話を聞くと、「もうQRコード読みたくない!」と思いたくなりますよね。
でも、でも、きちんと注意すれば、回避できるんです。
しっかりチェック!QRコード詐欺の対処法
まず大事なのは、「QRコードはなんでもかんでも信用しない」という心構えが大切。
レジ横のコードでも、ポスターでも、一瞬だけでいいので「これは…?本当に安全なやつか?」と疑ってみてください。
特に見るべきポイントは、コードの上にシールが貼られていないか、読み取った後のURLが変な文字の羅列になっていないか。
(例:h3ll0-free-prize.xyzとか、絶対アウトですね)
また、心配な場合は、店員さんに「このQR、本物ですか?」と聞いてみましょう。
恥ずかしくなんかないです。
むしろ、聞けるあなた、かっこいい👏
もしも被害にあってしまったらやるべきことは?
「あれ…おかしいな。商品が届かないし、カードの明細に見覚えのない請求が…」
そんなときは、ためらわずに次の行動を!
✔︎ カード会社にすぐ連絡して、カード利用をストップ。
✔︎ 最寄りの警察署に被害届を提出。
✔︎ 場合によっては、弁護士に相談して被害回復を目指す。
この「すぐに動く」ことが、被害を最小限にするカギなんです。
詐欺に遭うこと自体、恥ずかしいことではありません。
むしろ、それを公にして、他の人の被害を防ぐ。
それが社会人のカッコよさだと思います。
最後に…QRコードは便利。でも、「読み取る前に、読み取れ」
QRコードは、使い方によっては非常に便利なツールです。
でも、それを悪用する人もいるのが現実。
「安全に見える場所こそ、落とし穴があるかもしれない」と覚えておいてくださいね。
最後に一言。
「QRコードを読み取る前に、“空気”を読み取れ。」
ちょっと笑っちゃうようなフレーズですが、このくらいの気持ちでちょうどいいのかもしれませんね。
以上、QRコード詐欺に巻き込まれないためのお話でした。
(参考:刑法第246条「詐欺罪」)
刑法第246条(詐欺)
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の拘禁刑に処する。