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今どきの闇金事情、今でもお金を借りる人はいるのか?

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あなたは急にお金が必要になったことはありますか。

例えば、急病での医療費や生活費など、すぐにお金が必要になることがありますよね。

でも、そんな時に銀行や正規の金融機関からお金を借りるのが難しい場合、どうしたらよいのでしょうか。

中には、最後の手段として「闇金」からお金を借りてしまう人がいます。

では、今どき本当に闇金からお金を借りる人がいるのでしょうか。

では…

結論

残念ながらまだ闇金からお金を借りる人がいます。

理由

主な理由は以下の通りです。

銀行や正規の金融機関から借りられない人がいるからです。

信頼性が高い正規の金融機関は、借り手の信用を重視します。

過去に借金を返せなかった経験がある人や、収入が安定していない人は、借り入れが難しくなることがあります。

さらに、急な資金が必要になることも理由の一つです。

例えば、医療費や生活費が急に必要になった場合、正規の手続きが煩雑で時間がかかる銀行からの借り入れが間に合わないことがあります。

このような場合、人々は即座にお金を手に入れるために闇金を利用してしまうことがあるのです。

また、既に借金を抱えている人が返済に困ってさらに借りてしまうこともあります。

一度借金を抱えると、その返済に困ることが多く、新たな借金をすることで返済を繰り返すという悪循環に陥ることがあります。

解説

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では、闇金とはどのようなものなのでしょうか。

闇金とは、貸金業登録を行わずに法外な高金利でお金を貸す業者を指します。

これらの業者は、利息制限法を超える法外な利息を請求し、違法な取り立てを行うことが多いのです。

例えば、利息制限法ではお金を貸す際の利息に上限が定められています。

具体的には、元本の金額によって異なりますが、年利20%以下でなければならないとされています(利息制限法第1条)。

利息制限法第一条(利息の制限)
金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
一 元本の額が十万円未満の場合 年二割
二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分

しかし、闇金業者はこれを大幅に超える利息を請求し、返済が滞ると脅迫嫌がらせなどの「違法な取り立て」を行うことがあります。

闇金の利率は、一般的には月の利率が30%から50%に達することがあるといわれています。(年利ではなく月の利率です。)

中には、 月利約9643%≒年利2万%を上回る利息をとる業者もあるようです。

(ここで1万円を借りると1年後には 2,010,000円を返済しなければならないことになります😰)

このような違法な行為に対して、警察や政府は取り締まりを強化しています。

そのため、闇金業者は活動を続けるために新しい手口を考え出し、法の目をかいくぐることもあるのです。

例えば、オンラインでの匿名性を活用したり仮装通貨を利用した手口、違法な担保(パスポートなど)を要求したりといった方法等です。

具体例

例えば、東京都内で闇金業者が逮捕される事件がありました。

これは、借り手が返済に困り、警察に相談したことで発覚しました。

逮捕された業者は、法外な利息を請求し、返済が滞った際には暴力や脅迫を行っていたのです。

このような事件を受けて、警察はさらに闇金の摘発を強化し、多くの業者が逮捕されています。

しかし、それでもなお闇金業者はネット上での活動や匿名性を高めた方法での営業を試みています。

まとめ

闇金は非常に危険であり、絶対に利用すべきではありません。

お金が急に必要になった場合でも、まずは正規の金融機関や公的な支援機関に相談することをおすすめします。

法律に基づく正規のサポートを受けることが、最も安全で賢明な選択です。

闇金からお金を借りることは避け、安心して利用できる方法を選びましょう。

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