
大切な荷物を運送業者に預けたのに、紛失されてしまったらショックですよね。
特に高価なものや思い出の品だったらなおさらです。
そんな時、どこまで賠償してもらえるのか気になりますよね。
今回は、運送業者に20万円相当の荷物を紛失された場合の賠償について、わかりやすく解説します。
結論
運送業者に20万円相当の荷物を紛失された場合、通常はその全額を賠償してもらえる可能性が高いです。
理由と解説
多くの宅配便の約款(やっかん:契約の内容を定めた文書)では、損害賠償額の上限が30万円とされています。
つまり、20万円相当の荷物が紛失された場合、通常はその全額を賠償してもらえるということです。
ただし、運送業者に故意や重過失(重大なミス)がある場合には、この上限額を超えて賠償されることもあります。
民法第709条 (不法行為)
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
具体的な例として、過去の最高裁判決では、運送業者に故意や重大なミスが認められた場合、賠償責任があると判断されています。(裁判 昭和44年10月17日判決)
ただし、荷物を受け取る側も宅配便を利用することを了承していた場合には、約款の内容に基づいて、原則として30万円までしか賠償義務がないとされています。
まとめ
運送業者に20万円相当の荷物を紛失された場合、通常はその全額を賠償してもらえる可能性が高いです。
ただし、具体的な状況や運送業者の約款によって異なる場合があるので、まずは運送業者に問い合わせてみることをおすすめします。